絡まったチェーンの解き方と絡まない保管方法を教えて!!
ネックレスのチェーンが絡まるという問題は、多くの人が経験することです。
絡まったチェーンを解く適切な対処法を知っていれば、安心してアクセサリーライフを送ることができますので、ここでご紹介させていただきます。
また、絡まないネックレスの保管方法もご紹介したいと思います。
ネックレスチェーンが絡まった時の対処法
まず、ネックレスチェーンが絡まった場合、急いで力を入れて引っ張ったりせず、冷静になることが重要です。
ゆっくりと時間をかけて、解決策を考えることが必要です。
絡まったチェーンを解く最初のステップは、チェーンを引っ張ることなく、まずはチェーンの絡まった箇所を見つけることです。
絡まった部分をしっかりと把握し、どのような動きで解くかを考えることが重要です。
一般的な対処法の1つは、絡まった箇所を指でつまんで、ゆっくりと丁寧に解くこと です。
小さな動きでチェーンを解いていくと、徐々に絡まりが解けていきます。
この作業には時間がかかるかもしれませんが、焦らず丁寧に行うことが大切です。
絡まったチェーンを解くには、潤滑剤や植物油を使用することも有効です。
チェーンに少量の潤滑剤をつけると、絡まりが解けやすくなります。
ただし、潤滑剤を使用する場合は、チェーンの材質やデザインによっては変色する可能性があるため、注意が必要です。
当店がおすすめするネックレスチェーンの解き方は、爪楊枝や焼き鳥の串を用いた解き方です。
爪楊枝や焼き鳥に使う串のように木製のものを使うと、ネックレスチェーンを傷つけずに解くことができます。
・ネックレスの留め具を外してチェーンを広げ、絡まった場所を確認する。
・爪楊枝の後ろの部分を使って、絡まっている箇所をトントンと軽く叩く。
・軽く叩くと絡まった箇所に隙間ができるので、その隙間に爪楊枝の先端を入れ、すこし広げて解く
絡まった箇所を広げる時は、爪楊枝や串が2本あると解きやすいです。
木製のものがないからと、針やピンセットなどの金属製のもので解くと、ネックレスチェーンが傷ついたり、力の加減で変形・破損するおそれがありますので、避けてください。
ネックレスチェーンが絡まない保管方法
ネックレスチェーンの保管方法で共通して言えるのは、留め具を外さない ことです。
留め具を外して保管すると、複雑に絡まることがあります。
保管方法としては
・個別に収納すること です。
ネックレスチェーンは他のアクセサリーと一緒に保管すると絡まりやすくなります。
個別の収納ケースや袋に入れて保管することで、絡まりを防ぐことができます。
・フックやフック付きボードを利用 することです。
ネックレスチェーンをフックやフック付きのボードにかけて保管すると、絡まりを防ぐことができます。
フックがない場合は、紙に巻いて保管する方法も有効です。
当店がおすすめする保管方法は写真1のようなチャック式のポリ袋に保管すること です。
100均にでも販売していますのでご購入しやすいと思います。
写真1のポリ袋に写真2のようにネックレスのトップ(チャーム)だけを入れてチャックをします。
写真2のようにポリ袋に入れたら、ポリ袋を3つ折りして写真3のようにチェーンを巻き付けます。
写真3のように巻き付けたら、写真4のようにもう1枚のチャック付きのポリ袋を用意して中にに入れてチャックをします。
このように保管すると、チェーンが絡まないだけでなく、黒くなる現象(硫化)を防ぐ効果もあります。
もちろん、保管するときには丁寧なお手入れは必須ですが、空気に触れさせないことが重要となります。
絡まったネックレスチェーンの解き方や、適切な保管方法を理解してしていただき、アクセサリーを長く美しく保つことができますので、ぜひお試しいただければと思います。
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